「奥歯の溝が茶色い!虫歯かも?」
もちろん虫歯の可能性がありますが目で見えているのは歯の溝(裂溝)の表面だけです。
①着色しているだけかもしれません。
②エナメル質の浅い虫歯かもしれません。
③象牙質への深い虫歯の可能性もあります。
① ② ③は目で見ただけでは分りません!
歯に穴が開いてからでは既に虫歯が進行しているため、早期の診断が重要になります。
ではどうやって① ② ③を診断するのか?
当院では「Dファインダー」と「ダイアグノデント」という器具を用いて
目に見えない奥歯の溝のさらに奥の状態を診断します。
まずは「Ⅾファインダー」
Ⅾファインダーは直径0.1mmのとても細いステンレス製の器具です。
このⅮファインダーを歯の溝にそぉーっと入れます。針ではないので痛みはありません!
何ミリ入るのか、入れた時に手に伝わる硬さで溝(裂溝)の底の状態が分かります。
見た目に何ともない歯でも、Ⅾファインダーが2mm以上入って柔らかさが感じられて虫歯
が発見された!ということは結構あるのです。
普段の定期健診での検査、早期診断で子供たちの歯を守ります。